【シマリスの警告】16%が脱走。近い将来シマリス飼育が禁止される!?

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シマリス、リスの家 シマリスの生態
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こんにちは。

2匹のシマリスと暮らす「はこじろう」です^^

相変わらずシマリスの奥深さに引き込まれる日々を過ごしています♪

背中を丸くして両手にひまわりの種を持つ何気ない仕草や、元気に走り回っている姿が愛らしいシマリス。

これを見ているあなたも、もしかしたらシマリスの魅力に引き込まれた一人ですか?

そうであれば嬉しいです♪

かわいいですよね、シマリス^^

しかし、シマリスは【今後日本で飼えなくなってしまう。。】という可能性がある動物なのです。。

「えっ?なんで?」

「どうしてー??」

って思いますよね。。

今日は、そのあたりのお話を少し話していきますね^^

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輸入

そもそもシマリスは輸入動物だという事はご存知ですか?

毎年春先になると、中国から海を渡って日本へと運ばれてきます^^

そこから日本全国のペットショップなどに並び始め、新しい飼い主の元へとお迎えされていくのです♪

シマリス、小次郎

脱走

では、なぜ【今後シマリスが飼えなくなってしまうのか?】ということですよね。

その原因の多くはシマリスの【脱走】にあります。。

以下は平成15年とかなり古いデータになりますが、シマリス飼育者へのアンケート結果です。

リス類の飼養実態については不明な点が多いが、約1000名を対象としたアンケートでは2世帯のみがシマリスを飼育中と回答したが、以前に飼育したことのある世帯は50件に達した。

また、過去に飼育したことのある回答者によると飼育年数は半年〜3年が多く、16%はシマリスを逃がしてしまったと回答している。

多くの飼育者は数年でシマリスを死亡させるか、逃してしまうことが多いことが判明した。

引用元:リス類の輸入・流通・飼育実態

という結果だそうです。

16%の飼い主がシマリスを逃がしてしまっています。。

「逃げちゃダメなの?」

「逃げ込んだ先の森の中で暮らせてればそれでいいんじゃないの?」

色々と疑問が湧きますよね^^

では、それがなぜいけないのかをご説明します♪

法律

これは日本が輸入動物(外来種)に定める法律と深く関わっています。

「シマリスと法律」については以前にも詳しくまとめていますので、興味のある方は以下をご覧ください^^

特定外来生物

基本的に外来種と呼ばれる動物は、海外からの輸入で日本へと運ばれてきています。

でも。。

「どんな動物でも海外から連れてきていいの?」

と聞かれると、「答えはNO」です。

【特定外来生物】というカテゴリーに分類されてしまうと、日本への輸入は不可能となります。

それは、【元々日本にいる動物たちの生態系への被害を防ぐため】です。

リス類では農作物などを荒らし、生態系を崩してしまう「タイワンリス」などが特定外来生物に指定されています。

生態系被害防止外来種

ではシマリスはどうなのでしょうか?

実際、飼育していたシマリスが日本の森の生態系を崩すということはありえます。

そもそも、本来輸入しない限り日本にシマリスは存在しません。

唯一、北海道に「エゾシマリス」というシマリスが存在しますがそれだけなのです^^

そこで危惧されているのが以下です。

  • エゾシマリスとの交雑
  • 植物・昆虫・鳥の雛の捕食
  • 本来いないはずの本州でシマリスが繁殖

によって【本来の生態系を崩してしまうかもしれない】と懸念されているのがシマリスです。

このような動物は【生態系被害防止外来種】という分類に指定されます。

その中で「安易な飼育はすべきでない」というレッテルを貼られているシマリス。。

今後

以上のことから、これからも仮にシマリスの脱走が増えていけばいくほど日本の生態系が崩れる可能性があります。

それが「シマリスの仕業だ!!」と特定されてしまうと、シマリスは【特定外来生物】に指定され、日本国内での飼育は不可能となってしまうのです。

今現在はセーフですが、今後どうなるかはわかりません。。

「要注意動物」としてマークされているシマリス。

過去に脱走したシマリスにより、【国内の生態系を壊すかもしれない】と怪しまれているのです。

それが実証されてしまうと。。

「もう、シマリスは飼えない。。」

日本に輸入されることは0になり、ペットショップに並ぶことも無くなる。。

「飼いたいなー。。」

と思っている方も飼えなくなり、周りに新しく飼い始める方々もいなくなるでしょう。

まとめ

そうならないためにも、まずはシマリスを飼育している方々の意識と覚悟ですね^^

「絶対に逃さない!!」

というのは当たり前として。。

「自分たちがシマリスの未来を決めるかもしれない!」

という責任と自覚を持って日々シマリスと接するのが大事だと思います。

お家の中での脱走ならまだしも、家の外に出てしまったらまず捕まえるのは不可能です。

そんなことがないように、皆で「シマリスの実情」を共有してかわいいシマリスがいつまでも見れるようにしましょう♪

誰も好き好んで脱走させる人はいないと思いますが、何よりも愛するシマリスが脱走してしまうというのは本当に悲しいことです。

しっかり対策はしていますか?

ちょっとした油断が命取り。。

共に、頑張りましょうね♪

PS

ちなみに、じゃあそのシマリスは【日本でどのぐらいの数が飼育されてるの?】というお話もご興味があればぜひご覧ください♪

ではでは。

おしまい。。

I Love Chipmunk…

シマリスの生態
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