【シマリスを知ろう】外来種?法律との関係性。大事な事を解説します

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シマリス、半次郎 シマリスの生態
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こんにちは。

シマリス2匹と暮らす「はこじろう」です^^

とてもとても愛らしいシマリス。

「チップとデール」に代表されるように、色々なところでモチーフとなり、キャラクターとして世界中の人たちからも愛されている動物。

でも、シマリスについての情報に触れることって普段はまぁ、あまり無いですよね?

僕もシマリスを飼育していながら、シマリスのルーツや生態などの詳しい部分までは全く知りませんでした。。

でも、色々と調べていくと【シマリスの魅力】にどんどん惹きこまれ、「可愛くて面白い動物なんだなー!」というのを感じています^^

そこで今日は【シマリスと法律との関係性】についてをお話ししますね♪

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輸入

シマリス、半次郎、尻尾

シマリスが繁殖・販売される時期というのは1年の中でも限られています。

そして今現在、日本のペットショップで売られているシマリスは、主には中国からの輸入

年間で【約1万頭】のシマリスが中国から運ばれてきます♪

かつては韓国からの輸入だったそうですが、今ではすでに韓国側での輸出が禁止されているそうですね。

ですので今、僕たちが飼っているシマリスは中国からやってきたのです^^

法律

日本では2004年に【特定外来生物法】という法律が成立しました。

ここに指定された動物は原則として、日本への輸入や日本での飼育ができません。

この法律は、輸入動物から【元々日本にいた動物たちの生態系への被害を防ぐ事、人間への被害、農作物などの被害を防ぐ目的】で作られた法律です。

リス

リスの仲間でもいくつかこのリストの中に入っていて、

  • タイワンリス
  • フィンレイソンリス
  • キタリス
  • トウブハイイロリス
  • タイリクモモンガ

以上が、「特定外来生物」に指定されています。

タイワンリスは今や日本各地で繁殖をし、農作物や生態系を崩しつつあり、今現在多くの個体が駆除、捕獲の対象とされています。

人間が持ち込んだリス。

そのリスたちが飼育施設から逃げ出し、森などに住み着いた個体が駆除対象になっているのです。

シマリスは?

そして今現在、シマリスは「特定外来生物」には指定されていません。

ですので輸入をすることは可能で、国内での飼育も自由です^^

生態系被害防止外来種

ただ、シマリスは【要注意外来生物】としてリストアップされています。

「要注意外来生物」とは、「特定外来生物」には選定されていませんが、選定を検討中、あるいは調査不足から未選定とされている生物種。

引用元:Wikipedia

2015年以降は【生態系被害防止外来種】という名称に改められ、その中で「安易な飼育はすべきでない」という部類にシマリスは含まれています。

環境省が作成している「我が国の生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種リスト」というものにも、生態系への被害が大きい「重点対策外来種」としてシマリスの名前が載っています。

「外来種リスト」こちらから見れますので興味がある方はぜひご覧ください♪

生態系

北海道ではシマリスとエゾシマリスとの交雑が危惧されています。

元々シマリスのいない本州でも、脱走したシマリスなどが住み着き、植物や昆虫、小鳥の雛などを捕食する事で、本来の生態系を崩してしまうかもしれないと懸念されています。

まとめ

シマリス、ベビー

日本に運ばれ、ペットショップで売られているシマリスはペットとしてのシマリスです。

飼育下で飼われている「それぞれのシマリス」には「それぞれの幸せ」があると思います。

逆に異国の地で野生の中にいるシマリスにもまた「それぞれの幸せ」があります^^

ですので、飼育していたシマリスを「飼いきれなくなった」と言って、森の中などに逃がすと言った行為は絶対にやめましょう。

今後、そう言ったシマリスが増えれば増えるほど、「特定外来生物」に指定される可能性も出てきます。

そうなると、国内での飼育は禁じられてしまいます。。

そうならないためにも「常に動物には愛を持って」

自分が飼っている動物のこと、そしてその動物に関わる事実を知っておくことが大事だと思いますね^^

ではでは。

おしまい。。

I Love Chipmunk…

シマリスの生態
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