シマリスは冬眠をする動物です。
野生環境であればその厳しい寒さを乗り切るための手段としてシマリスが身につけた知恵。
元々は北米やシベリア、中国にロシアなどの寒い地域に生息するシマリスならではの冬眠方法があるのです。
今日はそのあたりの話を少し。
穴掘り
シマリスという動物は実に穴掘り名人。
どこまでも穴を掘ります。
穴を掘りながら地中に埋まる虫や、食べられそうな物を見つけ、木や植物の根っこなども食べたり切ったりします。
また、自分で色々な場所から見つけてきた食べ物を、地面に穴を掘って保管したりもします。
木の実や種を地中に保管するので、シマリスが保管していた種から芽を出してそのまま成長すると言うことはよくある話なのです。。笑
冬眠
そしてシマリスは冬眠も、自分で掘った穴の中でします。
グングングングン掘り進んだ穴の中で冬を越すのです。
12月ともなると外気の気温もグッと下がり、海外などでは平気でマイナスの気温になったりもするでしょう。
その時、シマリスは自分で掘ったトンネルの入り口に落ち葉や枯れ葉などを上手に使い塞いで行きます。
その穴の中でシマリスは徐々に冬眠モード。
冬眠時のシマリスの体温はなんと【3℃】にまで落ちます!!
1分間の呼吸数は【3〜4回】まで減り、仮死状態となります。
越冬
シマリスの冬眠のスタイルは、熊のようにずーっと眠り続けるのとは少し違います。
1週間に一度、あるいは数日に1度ぐらいのペースで目を覚まし、排泄をしたり、ご飯を食べたりするのです。
その時は3℃にまで落ちた体温を、通常の体温である20℃近くまで上げて体を動かします。
そしてまた、自分の体温を下げて眠る。
この動作をトンネルの中で冬の間繰り返します。
そうすることで厳しい寒さの冬を乗り切るのです。
まとめ
厳しい寒さを乗り越えるために「冬眠」という知恵を身につけ、越冬するシマリス。
あんなに小さな体で、日々を生き抜くために全力で頑張っています。
うちの2匹のシマリス、半次郎&小次郎ももちろん同じ生態であり、同じ習性を持っています。
冬眠はさせないように育てていますが、本当に逞しい動物なんだなー。
と、改めて思いますね^^
日々、大好きなシマリスに愛を持って接したいと思います。
ではでは。。
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