【シマリスの生態】埋めて貯蔵!貯食と森の発展の関係性について。

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シマリス、半次郎 シマリスの生態
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シマリスという動物は、ほっぺたをパンパンにしながら、自分のご飯を運んであらゆる場所に隠す動物です。

特に、寒い冬が近づいてくると物凄い勢いで貯め始めます。

地中に穴を掘り、自分の縄張り内の色々な場所に食べられるものは全て保存しておくのです。

今日は、そんなシマリスの少しおっちょこちょいで、でもとても大切な役割のお話です。

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貯食

シマリスは本当に恐ろしいぐらいに貯食をします。

飼育しているだけでも、「よくこんなに貯めたね。。」とびっくりするほど。。

全部その日のうちに食べていると見せかけて、ちゃっかりしっかり溜め込んでます。。笑

それも凄い量。。

自然界のシマリスとなると、そこまで食料が調達できるかはその環境にもよりますが、やはり基本的には穴を掘ってひたすら貯食します。

おっちょこちょい

シマリスは木の実や果実といった物から、昆虫や幼虫までも食す雑食の動物です。

その中でも大好物なのが「種」です。

なんとなくイメージできますよね^^

ひまわりの種やかぼちゃの種などが大好物なのです。

その他にも色々な植物や果実を運んできては土の中の貯蔵庫に保管。

しかし、せっかく保管した食料をそのまま保管したままで放置してしまう事もあるのがシマリスの可愛いところ^^

保管場所が多すぎて忘れてしまっているのか、どこかおっちょこちょいなのです。。笑

役割

シマリス、種

そんなシマリスの行動や習性が森の発展に一役買っているのをご存知ですか?

忘れてしまった事で今度は森の発展に貢献しているのです。

それは、種などの食べ物を穴の中に貯蔵している場合、しばらく経つと芽が出ます。

それらが大きく成長して植物や木となるのです。

シマリスが新たな命となる植物や木の種を色々な場所に運んでくれているんですよね^^

シマリスのそういった習性は、苗木の定着に不可欠で森の生態系に重要な役割を果たしているのです。

玉に瑕

シマリス、半次郎

しかしながら、そんな風に森の発展に貢献する一方で。。

シマリスは巣や貯蔵庫などを作るための穴掘りの中で、木の根っこ付近などに穴を掘るのですが。

その際に植物などの根っこをひたすら噛みちぎったりもしてしまうのです。。

そうなると植物たちはやがて枯れ果ててしまいます。。

そうした面も持ち合わせているシマリス。

ただ、本人たちはただただ生きるために必死なだけなんですよね^^

まとめ

一方では森の生態系に欠かせない動物として、そしてもう一方では荒らし屋として。。笑

あらゆる面を持つシマリス。

ただ、何度もいいますが本人たちは何の悪気もなく、そして良いことをしている感もなく。。

冬眠中にセッセと自分が食べる用に溜め込んでいるだけなんですよね^^

そしてそれを忘れてしまうという。。笑

根っこを噛みちぎって穴を掘っていても、何とも憎めない一面を持つ動物。

それがシマリスなのです^^

ではでは。。

おしまい。

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シマリスの生態
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