自然界にいる野生のシマリス。
そして飼育環境にいるシマリス。
それぞれ異なる環境で生活している場合、そのライフスタイル・習慣・危機管理などほぼ全てが違った環境となります。
そうなると、野生のシマリスと飼育しているシマリスとで、寿命の差が出てくる事も当然といえば当然。
えっ。じゃあ一体飼育しているシマリスはどのぐらい生きるんですか?
野生のシマリスは?
今日はそんなお話です^^
野生
野生で生活しているシマリスというのは、生後2ヶ月ほどで自立し単独行動を始め、やがて自分の縄張りを持ち、食料から寝床までを全て自分で作り、そのテリトリーの中で生活をします。
その後の野生のシマリスの「平均寿命は4〜5年」と言われています。
しかし、食料を調達するにも、寝床を作る場所を決めるにも、野生のシマリスに常に付き纏うのは「襲われる危険」。
シマリスは森の中の食物連鎖では一番下に位置する動物。
自分よりも大きな動物には常に狙われている動物です。
常に身の危険にさらされている中で、寿命を全うするシマリスが多いかと言われれば、決して多くはありません。
素早く、危機察知能力が非常に高いシマリスですが、それでも天敵に襲われて死んだり、食べられてしまったりというのは日常茶飯事なのです。
飼育
それに比べて、飼育されているシマリスというのは生態は同じでも、環境が全く違います。
当然ながら寿命も少し伸びて、飼育下であれば「平均6〜7年」と言われていて、個体によっては「10年生きた」という報告もあるそうです。
飼育環境にもよるかとは思いますが、野生とは違い天敵に襲われる心配もなく、ご飯にも困らないという環境であれば、寿命も長くなるのも頷けます。
個体差
ただ、野生でも飼育下でも共通しているのは「個体差」があるという事。
人間、そして犬や猫でも元々体が弱いという体質はやはりありますし、シマリスもそれは同じ。
ですので、寿命が必ずしも絶対という訳でもないですし、どちらの環境であっても病気になったり、色々なトラブルが起こるのが動物。
こればっかりは飼育してみないとわからないのでなんとも言えませんが、日々の観察と変化に気付いてあげる事が何よりも大事ですね^^
まとめ
やはり野生でのシマリスというのはたくましく生きているのがわかりますね。
実際にリスの家などの施設に行くと、全身傷だらけのシマリスもいました。
シマリスしかいない環境でも絶えず喧嘩は起こっていて、殺し合いのようになる事もザラにあるのだと思います。
逆に飼育環境にいるシマリスはあらゆる面で恵まれてはいるのかもしれませんが、どちらが幸せなのかと聞かれると難しいところですよね。
とは言っても、うちの2匹のシマリスたちにはもちろん長生きしてほしい^^
せっかく出会えたこのご縁と、この環境を最大限楽しんでもらいたいなー。
と、思います。
ではでは。。
おしまい。
I Love Chipmunk…
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