こんにちは。
現在、ワンコが2匹とシマリス2匹と暮らす「はこじろう」です^^
毎日2匹のシマリスと戯れながら、色々な発見がある日々。
でもある時。
「一緒に遊んでてもまるで警戒心0。。笑」
「シマリスって元々は野生動物なんだよな。。」
なんて事を思ったりする事がよくあるのです。
「野生のシマリスもこんなに警戒心無いの?」
「色々な天敵に狙われたりもするだろうし、危機察知能力も高いはずだよね?」
という事が気になりまして。。
そこで、今日はシマリスの森の中での立ち位置【食物連鎖】についてのお話です^^
野生
本来のシマリスは野生動物です。
「森」という厳しい自然環境の中であらゆる「敵」から狙われる身のはず。
それがこんなにも人懐こくて、油断も隙も大アリで。。笑
たまに「大丈夫なのかな?」なんて思ったりもするのですが。。笑
でも、半野生の子たちを実際に見てみるとその雰囲気は全く別物。
やはり飼われているシマリスと、厳しい環境で生活するシマリスとではその緊張感やピリッとした雰囲気は全然違いますね^^
食物連鎖とは
そして、自然界には【食物連鎖】という構造があります。
一言で言えば「食うか、食われるか」。
植物を食べる草食動物が肉食動物に食べられ、その肉食動物が死骸となるとバクテリアによって分解されるというように、他の生物を捕食して生きています。
例えば、植物を昆虫が食べて昆虫が小動物に食べられる。
するとその小動物はそれよりも大きなキツネやタヌキに狙われ、空からはワシやタカなどの猛禽類に食べられます。
このように生態系にはピラミッドが存在していて、それぞれの生物がまるで鎖のようにつながっている。
なので【食物連鎖】とは英語で言うと【Food Chain(フードチェーン)】となります^^
シマリス
では、その中でもシマリスはどの位置に属するのでしょうか?
部類としては【小動物】の部類に入りますね^^
シマリスは雑食性の動物です。
なので、木の実から幼虫や昆虫まで森の中に存在するあらゆる生き物を食します。
その一方で、シマリスを捕食して生きる生物もたくさんいるのです。
以下のように、上から下に行くにつれて力関係が強くなり、個体数は減っていきます。
- 緑色植物(生産者)
木の実や果実、落ち葉などの植物。
- 草食動物(第1次消費者)
リス、ウサギ、ネズミ、バッタ、蝶、ミミズ、ダンゴムシ・・・。
- 小型肉食動物(第2次消費者)
ヘビ、カエル、カマキリ、小鳥、もぐら・・・。
- 大型肉食動物(第3次消費者)
キツネ、ヤマネコ、ワシ、タカ、フクロウ・・・。
草食動物となっていますが、雑食性のシマリスは第2次消費者の部類となります。
立ち位置
このように、シマリスの立ち位置というのは食物連鎖の中で言えばかなり下のランクと言えます。
実際に、先ほどもご紹介した半野生のシマリスを見ることができる施設などにいくと、その警戒心はかなりのもの。
そうでないと、少しでも油断をすれば食べられてしまいます。
ワシもタカも、キツネやヘビも常に獲物を探しているに違いありません。
でも、それが自然界の掟であり定め。
シマリスを飼育している身からすると、心苦しいですが。。
でも、だからこそ全てのバランスが保たれてあらゆる命が存在するのですね^^
まとめ
「一人の人間が1年間生きるためには、300匹のマスが必要。そのマスには9万匹のカエルが必要で、そのカエルには2700万匹のバッタが必要で、そのバッタは1000トンの草を食べなくては生きていかれない」
引用元:関東農政局 G.タイラー ミラー
これは科学者である【G.タイラーミラー】さんの言葉だそうです。
今回、改めて【食物連鎖】ということについて色々と見ていると、奥が深く、人間もたくさんの命に生かされているんだなー。。という事を教えてもらいました。
だからこそ普段から普通に食べているお肉やお魚などの食に感謝しないといけませんね^^
PS
ちなみに、肝心のシマリス・半次郎と小次郎たちは当たり前ですが野生の世界など知りません。。笑
なので今日も、愛も変わらず警戒心はほぼ0のまま精一杯遊び、今もお腹を出して幸せそうに寝ております♪
動物も人間も、色々な幸せの形がありますね^^
ではでは。
おしまい。。
こちらは小次郎くんが寝ている時の動画バージョンです♪
I Love Chipmunk…
シマリスについて自由に語ろう♪ I Love Chipmunk