シマリスを飼育していると、日々色々なことに気づかされます。
毎日毎日接していても全く飽きないですし、いつ見てもかわいい。。
そんなシマリスたちなんですが。。
シマリスのイメージと言えば、背中に印象的なシマシマ模様が入って、頬袋を膨らませながら、小さくて可愛らしいイメージですよね?
ディズニーのチップとデールのようにあらゆる場面でモチーフになっているあの姿です。
でも実は。。
シマリスの中にも色々な種類がいるって知っていましたか?
Tamias
分類学上でのシマリスというのは大きく分けるとシマリス属と呼ばれ、その中でも3種に分類されます。
それを、「Tamias(トウブシマリス)」、「Eutamias(シベリアシマリス)」、「Neotamias(残りのシマリス全て)」という風に分類されるようです。
シマリスを表す学名である「Tamias」の語源はギリシャ語で、「会計係・執事・家政婦」といった意味を持ちます。
シマリスをTamiasと呼ぶ意味合いとしては、シマリスの習性に関連しています。
シマリスは地面に穴を掘り、木の実やタネなどを貯蔵します。
そして時折、自分で貯蔵した食べ物たちの存在を忘れて放置。。
その貯蔵した種から新たな植物や命が生まれる。
シマリスのそういった天然?な部分が「森の中で重要な役割を果たす便利屋さん」といった部分からの語源のようです。
分布
そして今、日本国内に輸入されているシマリスで、一般的に僕たちが飼育しているシマリスは「Eutamias(シベリアシマリス)」に分類される中の「チョウセンシマリス」という種類になります。
ちなみに日本を含むアジア全体にいるシマリスは「シベリアシマリス」と言い、その他全てのシマリスの種類は北アメリカに分布しているのです。
日本には他に北海道のみに生息する固有種の「エゾシマリス」がいます。
種類
今僕が飼育しているシマリスの半次郎&小次郎は「チョウセンシマリス」ということになり、主にアジア大陸に生息しているシマリス。
日本に輸入されたシマリスは近年では中国からの輸入がほとんどだと思いますが、世界のシマリスというのは全て含めると25種ものシマリスが存在します。
これにはビックリ。。
そんなにいるんだと。。
そしてそのうちのほぼ全ての種類が北アメリカに生息しているんですね^^
そちらが「Neotamias(残りのシマリス全て)」の中に分類されている種類。
ざっと上げていくと。。
- タカネシマリス
- キマツシマリス
- ブラーシマリス
- ハイアシシマリス
- クビワシマリス
- デュランゴシマリス
- ガケシマリス
- メリアムシマリス
- チビシマリス
- ススイロシマリス
- レッドウッドシマリス
- パルマーシマリス
などなど・・・。
まだまだいるのです。
これには驚き。。
シマリスってこんなにいたんだ。。
より詳しく知りたい方がいたらこちらからご覧ください^^
ルーツ
「シマリス」と一言で言っても、とても一言では言い表せないぐらいの親戚の数がいて。。笑
元々のDNAは同じでも、環境の変化などによって少しづつ枝分かれしていったことにより、色々なタイプのシマリスが生まれていったんですね^^
普段は一緒にいてもシマリスのルーツなどはあまり深く考えないかもしれませんが、頭に入れておくとよりシマリスの事を知れますし、かわいいシマリスたちの事を知れるのは楽しいです^^
そして何よりも、シマリスたちを目の前にしてその動きや習性、暮らしを見る事でその裏にある「小さな野生」を感じることができるのも一つの魅力ですね。
まとめ
これからも、半次郎&小次郎の事をより深く知っていきたいと思います^^
ではでは。。
ちなみに、シマリスというのは海外から輸入している「外来種」です。
じゃあ、その「外来種」って一体どういう事なの?という疑問については以下に書いていますので、シマリスという動物を知るためにも是非見てみてくださいね^^
I Love Chipmunk…
シマリスについて自由に語ろう♪ I Love Chipmunk