シマリスは、本来野生動物であるという事はもちろん知っていますよね??
愛らしい姿から色々な場面でモチーフになっていたり、可愛いキャラクターになっているシマリス。
このページを見て頂いている方は、きっとシマリスを飼育しているか、これから飼おうとしているか、シマリスに興味があるからなのではないでしょうか?
もしそうであれば、知っておかなければいけない事実があります。
それはシマリスは雑食性であり、昆虫や虫、幼虫も食べるという事。
虫や昆虫が平気な方は何とも思わないかもしれませんが、そういった類が苦手だという方はシマリスの生態をよく理解してあげて何とか頑張って克服してくださいね^^
今日は、そんなシマリスにとっての大切な栄養源である【虫】のお話です。
栄養源
先ほど、シマリスは雑食性と言いましたが。
巷で売られているシマリスのフードなどは基本的に、木の実やひまわりの種、そしてかぼちゃの種などが混合されて売られているものがほとんどです。
種は種だけで売られていたり、ナッツ類、ドライフルーツなど、それぞれの種類を混ぜ合わせながらバランスよくご飯をあげることが大事なのはもちろんなのですが。。
それ以外にも大切な栄養源があります。
動物性タンパク質
それは、動物性タンパク質と言われる栄養素。
動物性タンパク質は生き物が生きていくには絶対に必要な栄養であり、人間で言うならお肉などのスタミナフードです。
そして自然界では基本的にこの動物性タンパク質という成分は、生きた昆虫や幼虫などに多く含まれる栄養素。
ですので、野生のシマリスたちは木の実や果実、種だけではなく、土を掘って幼虫を探し出したり、セミやコオロギなどを捕まえて食べたりと、あらゆる食べ物で自分の体に必要な栄養を補っているのです。
ちなみに動物性タンパク質については以下にも詳しく説明していますので、是非ご覧ください^^
プロテイン
ただ、普通のご家庭で飼育しているシマリスに、毎度生きた昆虫や幼虫などをあげるのはなかなかハードルが高いと思います。
そんな時に助かるのがこういったアイテムたち。
こういったミルワームという物が売っています。
これらは全て、すでに死んでいるタイプの物で、生のタイプと乾燥タイプがあります。
しかししかし!!
今回ご紹介するのは、生きたタイプ!!
【ハニーワーム】と呼ばれる虫なのですが、このハニーワームは生きたタイプのため栄養価が高く、これがまさにシマリスにとってのプロテインなのです^^
リスクと注意
名前の通りハチミツを食べるために栄養価が非常に高いハニーワーム。
コオロギなどの昆虫と違い、動きが鈍く扱いやすいのでシマリスにあげてもどこかに行ってしまうというリスクが低いです。
そしてこのハニーワーム。
あげすぎにも注意が必要です。
シマリスにハニーワームをあげると、ほとんどのシマリスは食いつきが非常に良いと思います。
「もっとくれ!もっとくれ!!」
と、アピールも凄いかもしれませんが、ここで注意が必要なのは一度に食べさせるハニーワームの量です。
ハニーワームの栄養素は高タンパクの脂質とカロリーでできています。
主食にするには高カロリー過ぎるので、あくまでも補助的な位置付けの食べ物であると考えてください。
- 栄養不足による様々な症状
- 食欲が落ちた時などの食欲回復
- ベビーの時などの成長期
などにあげると良いです^^
あげ過ぎるとあっという間に肥満体質になってしまうので、気をつけてください。
一日3〜4匹などと決めてあげると良いかと思います。
まとめ
果実や種などだけでは得られない栄養素というのは、ハニーワームやミルワームといった食べ物を補助的な位置付けであげてみましょう。
虫や幼虫などが平気な方は大丈夫かと思いますが、苦手な方からすると本当にダメかもしれません。
そういった場合にはこのような物で補うという方法もあります。
ですが、やはり生きた虫や幼虫などと比べれば栄養価は落ちるので、克服できそうであれば是非チャレンジしてみてください^^
ちなみに、ハニーワームはペットショップなどの爬虫類コーナーや、ネットでも購入ができます。
興味がある方はこちらからも購入できますので見てみてください。
ではでは。。
おしまい。
I Love Chipmunk…
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